I enjoy from this 《趣味らしいこと始めてみたいと思ったら...》
みなさ~ん 楽しんでますか~! 好きなこと出来てますか~! 楽しみが増えることで毎日が明るく元気になりますよ!いまさら・・・とか、私には・・・なんて思わないで、一歩踏み出してみましょう。
ここでは私の好きなこと、趣味と言えるものから軽~い気持ちで、これからやってみたいことのまとめのページです。みなさんの趣味の1つになれば幸いです。
ともに、勉強していきましょう。
競馬を楽しむ
競馬はギャンブルではありません。楽しみ方が分かれば、娯楽のひとつです。ですから、リスクが少なく遊べます。競馬新聞記者の◎-▲や、馬の成績、調教などの細かい情報は見なくて良いのです。推理小説を読んで、犯人が分かってもお金になりません。
競馬を推理して、配当金がもらえたら、ちょっとした懸賞ではないでしょうか。懸賞も切手代が掛かるのです。しかも、懸賞は自分の推理は無く、相手が勝手に決めてしまいます。
思い通りに行かない世の中、競馬であなたの予想通りの馬券を楽しく的中するお手伝いをします。これから、競馬を始めようと思っている方、楽しく予想し、レースを見て興奮し、当たり馬券で祝杯をあげましょう。
これより、競馬を始めたいと思っている方へ、難しそうな競馬を分かりやすくお伝え解説していきますので、応援宜しくお願いします。
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《馬券の買い方2》
馬券には単勝・複勝・枠連・馬連・馬単・3連複・3連単・ワイドとあることはご説明いたしました。ここではそれら馬券を簡単に購入する方法をお伝えします。まずはじめにBOX馬券の買い方について説明します。
BOX馬券とは、予想した枠連・馬連・馬単・3連複・3連単・ワイド馬券で、選択した馬の組み合わせの全通りを購入する馬券の買い方です。比較的初心者向けの馬券の買い方です。
便利なところは、馬番や枠番を決めるだけで、全ての組み合わせを決定できる点です。通常の買い方では、5頭の全ての組み合わせを書くには10通りの組み合わせを全て記入しなければいけなく、手間がかかりますが、BOXと書かれた投票用紙(マークシート)に5頭の馬番号を記入するだけになるので、時間の短縮と間違え防止になります。ここで注意が必要ですが、このBOX馬券は購入するには便利ですが、1つ1つの買い目が出ないので、1つ1つの買い目の金額を変更することは出来ません。全ての組み合わせに対して、100円なら全ての組み合わせに対して100円の購入額になるのです。1つだけ200円にしたくても出来ないことが注意です。
次にフォーメーションですが、難しく聞こえますが考え方はシンプルです。
1着に来そうな馬と、2着に来そうな馬との組み合わせを、全て購入する馬券です。3連単・3連複では3着に来そうな馬を予想し記入することになります。1着に来そうな馬が複数選択できるのが特徴です
ですから、1着に予想した馬同士や、2着に予想した馬同士、3着に予想した馬通しの組み合わせは、馬券として発生しませんので注意が必要です 。枠連・馬連・馬単・ワイド・3連複・3連単に活用できます。
この買い方も、1点だけ金額を変更することは出来ません。全ての組み合わせが同金額の購入になります。
1着に来そうな馬が2頭までなら、流し馬券を検討ください。
まずは、連複流しです。『複』とあるのはお気づきでしょうか。1着2着が逆でも馬券になるということです。つまり、馬単・3連単は次の連単流しで購入することになります。
連複流しは軸馬(1・2着のどちらかになりそうな馬)を決めて、ヒモ(連対に絡みそうな馬)を決めます。3連複では軸馬2頭選べば、この2頭を組み合わせた馬券が基準になるのでヒモの数は、必然と購入する組み合わせの数と同じになります。
連単流しも、軸馬は2頭までです。単勝式ですので、着順が異なれば外れ馬券なってしまいます。ここで、軸馬は決めても2着馬・3着馬はどのように組み合わせたらよいのか分からなくなってしまった場合、軸馬を決めたら、2着・3着の欄には記入せず、『相手』の欄に馬番を記入します。そうすると、2着・3着は選んだ馬番の全てが組合せとして発生します。
流しや、BOXは買目が増えていきがちです。 マークシートにもありますが、5頭選べば何点買うことになるのかを事前に確認し、金額を確かめて購入してください。無駄な馬券を購入しないようにしましょう。
これらの馬券の買い方は、配当に対して金額を変更することが出来ないことは先に述べましたが、配当が似通った組み合わせでカードを記入すれば希望の金額で購入しやすくなります。100円で買う馬券の組み合わせと、200円で買う馬券の組み合わせといったように、それらの大体の配当金のグループに分けて馬券を購入する方法です。その他、馬単BOX馬券と馬連BOX馬券では買い目は2倍になります。資金が倍になっても配当金が2倍とならないケースもありますので、購入前にはオッズを良く確認しましょう。
《馬券の買い方1》
実際馬券を購入するには、マークシートに購入する情報を塗りつぶし、自動券売機で購入することになります。マークシートですから記入は簡単ですが、大きく記入するシートは3種類に分かれております。
一般的に使用するのは、緑のマークシートになります。全ての馬券が買えますので、この1枚があれば、単勝・複勝・枠連・馬連・馬単・3連複・3連単・ワイドが購入できます。
特徴的なのは、BOXや流しと異なり、組み合わせ全てをマークしていかなければいけません。その為、購入する買い目をあらかじめ別のノートなどにまとめておくことをお勧めします。予想は的中していても、購入した馬券が間違えて購入していたのではそのショックも大きくなります。
また、カードは裏と表があり、裏と表で最大2種類の式別を購入できますが、場名・レース名は変更できませんので注意が必要です。
共通(BOX・流しも同様)事項として 。
①場名欄に開催場所をマークする。
②レース番号をマークする。
③式別欄に、単勝・複勝・枠連・馬連・馬単・3連複・3連単・ワイドの別をマークする。
④1点ごとの金額をマークする。(単位を間違えないように)1,500円購入の場合は、10と5にマークし単位を100円にマークします。
次に、識別ごとに説明します。
●単勝・複勝(単勝又は複勝にマークする)。
下段の1着馬と書かれた欄に、希望する馬番をマークする。
2着・3着の欄は使用しません。
●枠連(枠連にマークする)
1着と2着の欄に希望する枠番号を1づつマークする。枠連ですので、1・2着が逆でもかまいません。
●馬連・ワイド(馬連又はワイドにマークする)
枠連同様に希望する馬番号をマークします。1・2着が逆でもかまいません。
馬単(馬単にマークする)
今度は、単勝式なので1着2着を間違えずにマークする。『ウラ』にマークすると買目の1・2着逆の目が購入できます。しかし掛け金は同金額になります。金額を変えたい場合は、買いたい馬番を改めてマークシートに記入する必要があります。
●3連複(3連複にマークする)
1着2着3着の欄にそれぞれ1頭づつ希望する馬番をマークする。1・2・3の着の順位は問いません。
●3連単(3連単にマークする)
1着2着3着の欄にそれぞれ1頭づつ希望する馬番をマークする。今度は、単勝式なので1・2・3の着の順位も確定させなければいけません。
簡単な作業ですが、数が多くなり開催競馬場も増えてくると、記入ミスが増えてきます。完璧に入力したつもりでもいざ機械に通すとはじかれることもあります。あらかじめ購入予定をまとめたノートを確認しながら、焦らずゆっくりとマークしてください。
《馬券の確率》
では、競馬を的中させるのはどのくらいの確率か考えて見ましょう。確率を知ることで見えないものが見えてきます。便宜的にフルゲートの18頭立てとして計算してみます。(同着は無いものとします)
【単勝】
18通り《1/18》
【複勝】※7頭以下の場合は2着までが対象になります。
18通りだが、1・2・3着までと考えれば確率は単勝の3倍です。《1/6》
【枠連】※ゾロ目などでは馬連より配当が高い場合があります。
36通り《1/36》(単勝の2倍)
=(8+7+6+5+4+3+2+1)枠
【馬連】
153通り《1/153》(枠連の4.25倍)
=(18×17)頭/(2×1)着
【馬単】
306通り《1/306》(馬連の2倍)
=(18×17)頭
【3連複】※組み合わせにより馬単より配当が低いこともあります。
816通り《1/816》(馬単の2.6倍・馬連の5.3倍)
=(18×17×16)頭/(3×2×1)着
【3連単】
4,896通り《1/4,896》(3連複の6倍)
=(18×17×16)頭
【ワイド】
馬連は153通りだが、1-2着、1-3着、2-3着の馬券もあるので馬連の3倍の確率《1/51》
となるのです。いかに確率が変化するかお分かりでしょう算数が苦手な人は分かりにくいかもしれませんが、確率は確率です。さいころの出る目は1/6の確率ですが、6回振ったら1~6の出る目が1回出ることになります。が、これはあくまでも机上の話です。実際はこうなりません。10,000回とか振れば100,000回とか振れば限りなく1/6に近くなるのでしょうが、競馬はそう簡単にはいかないのです。だからこその競馬、だからこそのロマンです。皆さんも是非ロマンを求めてください。馬単と馬連では2倍の確率差が有ることがわかりました。3連複と3連単では6倍の確率差があるのです。この確率差が配当の差となっていることに着目です。実際のレースでは、確率差どおりにはなりませんが配当を見るときの参考にしてみてはいかがでしょうか。
当てやすければ配当は低く、当てにくければ高配当になるわけです。つまり高配当は難しいということです。
《馬券の種類2》
強い馬が1頭出走してくると、枠順がガラッと変わり、同枠で一方が超人気馬で、他方が超人気薄の組み合わせになってしまった場合、万が一に超人気薄が1・2着のどちらかで、超人気馬が3着以降なら枠連は当然低配当になります。超人気薄の馬券が、人気馬に食われてしまいます。これは、正当な結果では決してありません。 そこで誕生したのが、『馬連』と言う馬券なのです。当然馬単位なので、単枠指定は発生しません。単枠指定競争は、過去のものになってしまいました。
馬連では、1・2着に順位は問いません。購入した馬の順位が、どちらが1着であろうと2着であろうと、1・2着に購入した馬番が入れば的中です
いつの頃からか、競馬人気も去り、JRAが改革した馬券購入の第一歩がこの『馬単』です。
1・2着の順位までも限定して馬券を購入するため、難易度が高く的中する確立は下がります。なので、必然と配当は馬連より高くなります。高配当を魅力に馬券を購入させるからくりです。当然馬連と同様に馬券を買い、その裏目(1・2着が逆の目)も買えばいいのですが、3点まで絞れた馬券を買うときなら、リスクは少ないですが、5点馬連で買うなら馬単だと10点、当然倍になります。
掛け金を半分にすれば結果は同じですが、半分にするということは、最初の表目の掛け金が半分になるということです。当然的中したら、払い戻しは半額です。なので、普通は皆さん裏目を買い足すのだとも思います。当然資金がかかるため出費が増え、出費を抑えるため買目を削ったりして調整します。その結果、調整・削除した馬券に当たりがあったという事態に陥り、結果資金回収できず、損をすることになりますので、初めのうちはお勧めしません。まずは、しっかり馬券を的中させることです。
競馬を的中させることは非常に困難です。考えても当たらないときは当たらないものです。1・2着を当てるのも困難なのに、馬単のようにその順位までも当てるのはさらに困難。なのに、この『3連複』は1・2・3着を当てるという難易度です。当然、配当は高くつきますが、買い方が難しいです。購入するレースの1点勝負のとき、第3の馬(人気薄)を加えるときは、買目が少なくてすむのでリスクが少ないですが、7頭に絞った場合は馬連BOXは21通り、3連複BOXは35通りになります。
ところが、5頭に絞った場合は、馬連BOXも3連複BOXも同じ10通りになりますが、馬連は1・2着でいいのですが、3連複は3着まで予想的中しないといけません。出走頭数が少なければ、確立は上がりますが、多頭数では、3着にとんでもない馬が入って超万馬券と言うことが起こらないとも限りません。
話が、横にそれましたが、3連複は1・2・3着を着順を問わず的中させる馬券と言うことです。
次は、『3連単』です。先ほどの3連複と馬単を組み合わせたもので、的中最高難易度の馬券です。当然全てのレースで、この配当が一番高くなります。なので100万馬券(100円で的中すれば100万円になる馬券)も出たりします。まさにドリーム馬券ですが、当然確率はかなり下がります。
最後は、ワイド馬券になります。拡大馬連とも馬券にあるように、かなり特殊な馬券です。なにが特殊かというと、1着2着3着の組み合わせなら的中となる馬券です。簡単に言いますと、1-2着でも、1-3着でも、2-3着でも買った馬連が、先の3通りのとき的中となります本来馬連は1-2着を当てる馬券ですが、ワイド馬券は馬連を惜しくも外した馬券が的中となるのです。まさに馬券界の救世主ですね。
その代わり配当は馬連の約1/3程度になってしまいます。
《馬券の種類1》
一口に馬券といっても、複数の馬券が存在します。簡単なものでは、『単勝式』です。これは1着のみを当てる馬券になります。1着のみなので、鼻差2着でもはずれです頭決めて購入しますので、馬券に出走の名前が印刷されます。好きな馬の記念に購入される人もいます。18頭のレースでは、18通り全て買うと、必ず的中します配当が、18倍以上つけば利益が出ますが、一般的にはこのような買い方は少ないです。無駄が多いということになります。要するに残り17馬券ははずれになるわけですから、予想を絞って購入したほうが、楽しみにもなりますし、ロマンにもなります。
次に、『複勝式』ですが、単勝式と同じように馬名が印刷されるのは同じですが、こちらは1着のみではなく、3着までにゴールすると配当が得られます。単勝式より的中する確立は高くなりますが、その分オッズ(配当)は低くなります。当然ですが、当たる確率が高い馬券は配当が低いのです。ですから、複勝式の1着時の配当は、単勝に比べて低くなります。
そうなると、複勝式の馬券を購入するメリットは無いように思いますが。かなりの穴馬(人気薄の馬)を馬券にしたいとき、1着は無理でも3着ならと言うときには有効です。好きな馬1頭分の馬券を購入すればよいので、後で説明しますが、馬連や3連複などと比べると、買目が少なくできます。ただし配当が低いので、投資向きの馬券ではありません。
以前は、一般的だった『枠連』ですが、これは文字どおり枠を基準に馬券を購入する買い方です。特徴は、枠同士になるので、16頭のレースでも、8頭のレースでも、購入できる馬券の組み合わせは36通りになります。倍の頭数になっても、確率は同じと言うことです。
例えば、同じ枠に買いたい馬が2頭いたとします。枠連は枠で買うのでゾロ目を含めると8通りの組み合わせになります。後に説明します馬連ですと、馬単位の馬券になるので、1頭につき15通り、同枠2頭で買うなら倍の30通りになります。いかに、枠連が確率がいいかわかると思います。
しかしながら、確率がいいことは配当が低くなりますので、同じ枠に買いたい馬がいないのであれば、枠連より馬連をお勧めします。このことは、4頭の馬が2頭づつ同枠(ここでは1枠・2枠とします)にいたとします。枠連では、1-1 1-2 2-2と3点買えば、全ての組み合わせ馬券BOX買いになりますが、馬連ですと、1-2 1-3 1-4 2-3 2-4 3-4と6点の買目が出てきます。配当にもよりますが、枠連で買ったほうが買目が1/2になります。配当の差が2倍ないのなら枠連のほうが価値が出ます。
昔は、枠連しかなかったため、人気の高い馬が1頭いるような場合は『単枠指定』となりました。枠は8枠で変わりないのですが、単枠(1頭だけの枠)が発生すると他の枠が、2頭ないし3頭の枠になるのです。フルゲートの18頭の場合、通常7枠8枠が3頭づつの枠順になりますが、5枠が1頭のみの単枠になった場合、6枠も3頭の枠になってしまいます。
単枠指定は、後に馬連が発売されることにより解消されましたが、単枠指定の馬になるかならないかがドキドキしたものです。
馬券は購入する種類によって楽しめる事が変わってきます。同じレースでも楽しみ方が替わることは、娯楽の醍醐味です。全員参加が出来ることになりますし、的中すればその馬券の種類で配当金が異なるのです。確率の高い低配当を選ぶか、確率の低い高配当を選ぶのかそれは購入者が自身で決めることなのです。ここがパチンコなどとは大きく異なります。次回は馬連から馬券の種類をお送りいたします。
《競馬新聞の見方》
競馬新聞を買ったらまず先にチェックすることをお勧めします。チェックポイントは次の3点です。
①牝馬牡馬の別(雄と雌の別、牝馬に赤丸するといいでしょう)
これは、同じ競争で男性と女性が走ったらどちらが強いですか。もちろん人間なら男が勝りますよね。馬も基本は同じです。たまに男勝りの女性もいますけど。なので、ハンデをつけてレースをすることになります。オートレースなどでは走る距離でハンデをつけますが、競馬では負担重量で差をつけます。負担重量(斤量)とは、騎手の体に重りをつけて馬が負担する重量に差をつけることです。当然、車や自転車と同じように軽いほうが早くなります。50kgの重さを担いで走るのと、57kgの重さを担いで走るのとでは、どちらが疲れるでしょう 。
その疲れ加減がゴール前の伸びに影響してくるのです。もちろん斤量泣きしない馬もいます。馬にも体力のある馬、ない馬がいるのです。過去の騎乗で負担重量を確認し、今回何㎏軽く又は重くなるのかチェックすることをお勧めします。
②厩舎の関東関西の別(厩舎は関東は美浦の北と南の別、関西は栗東のみ計3種別を区分する)
なぜ厩舎の区別が必要なのか。当然、関西の厩舎は関西のレースでは馬を輸送するコストは少ないですが、関東にまで遠征するとなると数日前から関東の厩舎に入厩して、体調を整えてからレースに出走します。なので、平場(特別レース以外のレース)にはあまり出走してきません。賞金も低いからでしょう。特別レースになると、勝てそうなメンバーか否かによってわざわざ遠征してレースに臨むのです。賞金稼ぎです。地元の厩舎はたまりませんよね。しかし輸送すると馬は精神的に辛くなることもあり、本来の力が発揮できないこともあります。競馬場を移動したそのレースの過去の成績を見ると良いでしょう。3走前に関東の厩舎が、東京から京都に輸送してレース結果が良くなかったり、輸送したときの馬体重の変化を確認するのです。
輸送が応えるとカイバ(馬のエサ)の食いが悪くなり体重を落としがちです。体調の変化が成績に反映されるのです、
③今回のレースが休み明け(3ヶ月以上のレース間隔にチェック)
本来1ヶ月から1ヶ月半でレースを行うことがいいローテーションですが、何かの理由により(ケガ・休養)長期的にレース間隔が伸びることがあります。理由はともかく実践から離れると「カン」が鈍るものです。いかにこれまで好走していた馬でも、長期的(6ヶ月以上)な休養明けはマイナスです。最近の新聞では休養の場合馬柱に記載され、休み明け初戦と2戦目のレース成績が掲載されております。例えば休み明け0.0.0.2とか2走目1.1.0.0といった記載です。これは休み明けの場合2回走って4着以降が2回と読みます。休み明け2走目は2回走って1着1回2着1回と読むのです。つまりこの馬は休み明けより、休み明け2戦目のほうが成績が良いと言う結果になります。
もちろん一番大切なのはレース成績ですが、プラス何番人気だったかをチェックすることをお勧めします。これは前走やそれ以前、クラスや条件が異なっても人気者だったか否かは大きな要素です。前走が人気がなく好走した馬は、敬遠したくなりますよね。まぐれは続かないの法則です。しかし逆に人気が有ったのに負けてしまった馬は応援したくなりますよ。そういった意味もあり成績だけではなく、必ず人気もチェックしておいたほうが良いでしょう。
こういった努力が、当たり馬券への近道になるのでこまめにチェックしていきましょう。
《競馬新聞を読もう》
皆さん、少しは興味が出てきましたか。馬券を買って当たるまでは興味がない人がほとんどだと思います。実際の買い方は、後ほど解説するので、まずは形から入ることに。日本人は形からですよね。
競馬に必要なものは、競馬新聞。駅のキオスクやコンビニなどにもありますが、大きく分けると専門誌とスポーツ新聞に分けられます。専門誌は520円に対しスポーツ新聞は150円程度で買えるので、最初は安いほうで良いでしょう。その差300円で馬券を買ったほうが楽しめるからです。
そのほか、競馬といえば赤鉛筆。鉛筆は芯が折れやすいから赤サインペン(細字)が良い。赤は注意色ですから、気になったところにマークするときに使います。その他、実際に競馬を購入する際に必要なものでは、投票カードと鉛筆(黒)ですが、これらは場外馬券場にあるので準備不要。後はです。購入は1点100円から購入できます。
ところで、場外馬券場はご存知でしょうか 。
東京23区で9ヶ所の場外馬券場があります。銀座に2ヶ所、後楽園、錦糸町、浅草、新橋、汐留、新宿、渋谷です。川崎や横浜にもありますね。ここでは、JRAの馬券を入場料0円で購入できます。競馬場内と違う点は実際のが見れないことです。
ちなみに、私は浅草を利用しています。場所的に言うと『浅草花やしき』の近くです。近くには演芸場もあり、パチンコ店や場外馬券場、遊園地が点在する娯楽の町です。かつては映画館やボーリング場もあり、現在より活気もありましたが、それら老朽化した建物を現在解体され新しいビルが立ち並んできています。東京スカイツリーも至近にあり、隅田川から見るライトアップされたスカイツリーはロマンを感じます。
浅草の紹介は、また詳しくしますので本題に戻ります。
馬券は1レース100円で5レース買っても500円です。実際は、1レースに3点ぐらいは買いますから1レース300円5レースで1,500円になります。1,500円なら映画見るより安いですし、興奮できますし、1人でもグループでも楽しめるのがいいところです。オッズ(配当)によって又は、自分の期待度によって投資額を変更してみるのも面白いです。グループで始めるなら、大人数だと集中力に欠けるし、2~3人が適当です。
競馬はやはり馬が走るレースです。まずは馬の名前に着目しましょう。最近はフランス語やイタリア語なども増えていますので、なかなかその馬の名前の由来が分かりにくいこともありますが、きっと貴方に響く名前があるはずです。馬の名前を「馬名」と呼びます。この名前にも注意が必要です。それは馬名に「色」や「数」などが入った馬名、「数」は連想も必要です。ジャックと言えばトランプの「11」とか、レインボーだったら「7」いったようにひとひねりが必要です。色はそのまま枠の色です。この関連した名前と枠、番号が合致したら思わず「何で?」と思いませんか。そんな馬が激走して1着になったら面白いではありませんか。
そんないろいろな情報が競馬新聞にはあります。しかし、慣れるまで解説はほとんど読まなくても競馬を始めることが出来るのです。では次回は、競馬新聞の何を読むのかをお伝えします。これが出来れば競馬が100倍楽しくなります。
《どのように楽しむか》
競走馬には名前があります。かっこいい名前や面白い名前などさまざまです。馬券は馬番と呼ばれる数字で馬券を買います。その他、枠番と呼ばれる1~8番までの枠があります。この2つが競馬で馬券を買う大切な数字なのです。枠番とは騎手がかぶる帽子の色がキーワードになっています。1枠は『白』、2枠は『黒』、3枠は『赤』、4枠は『青』、5枠は『黄』、6枠は『緑』、7枠は『橙』、8枠は『桃』色と分かれています。好きな色を選ぶのも面白いですし、枠連は2頭(1・2着)を当てる馬券ですから、好きな色2色で馬券を買うのも面白いでしょう。 馬番では1番から出走頭数分の数字が割り当てられます。好きな数字で単勝(1着を当てる馬券)や。複勝(1着から3着にくれば当たる馬券)を買うのも面白いですが、競馬はやはり1・2着を当てることが醍醐味です。馬単(1・2着の着順も当てる馬券)や馬連(1・2着の順位は逆でもよい馬券)が楽しめる事と思います。馬券の種類については後ほど。
けれども競馬は、馬券を買わないと楽しめないものではない。実際の走る馬の姿をLIVEで見るのも楽しみの一つ。入場料は200円、お弁当持参でこれからの季節、馬しかいない動物園に行くのもレジャーです。私の好きな中山競馬場では、3コーナーから4コーナーにかけて桜の木があり競走馬と桜のコラボは絶景です。しかしながら、競馬場に行って馬券を買わないのは参加してない気持ちになります。できたら、メインレース(通常第11レース)は馬券を購入し、スタンドの競馬ファンと一体になって、体で体験する繋がりを味わうと良いでしょう。もし、仮に、万が一購入した馬券が的中していたら、記念に馬券と一緒に撮影してみておくのも良いでしょう。楽しかった思い出になります。もちろん、払戻金を手に祝勝会も良いですね。こんな日はきっと酒も美味いはずです。予想に費やした労をねぎらいましょう。
競馬のことが分からなくても馬券を買えるのです。楽しめるのです。宝くじで当たり番号を予測して買うことはできますかナンバーズですか、何の根拠にして番号を選んでいますか誕生日、記念日、住所や電話番号、車のナンバー等々。推理の余地がまったくありません、これら数字の組み合わせを楽しんでいるだけでしょう。 競馬は違います。推理、予想、閃きなのです毎回違うシナリオが描かれていきます。 ぜひこの推理小説の結末を解いてみてください。勉強しながら、興奮できて、自分の思い道理に事が運んで、結果が出て、お金がもらえたら、きっと楽しめるに違いありません。 それぞれの買い方がありますが、競馬は推理です。的中馬券を予想する推理ゲームなのです。
では、何を推理したらよいのでしょうか。競馬には馬名があるといいましたが、レースにも名前があります。多くはその地方の地名や山・川などの名前も使用されます。そのレースに因んだ馬名や、騎手名、厩舎名などを想像するのも良いでしょう。大切なのは、自分で考えることです。的中したときの興奮は何倍にもなっています。 人に教えられた馬券を買って的中しても、お金は儲かるかもしれませんが、その事を楽しむようではギャンブルです。ギャンブルは、お金を使わずにはいられなくなる依存症を引き起こします。何事もそうですが、ほどほどにたしなめば良いのですが、度を越えると破滅するものです。 競馬を楽しむには、大金を投資せず、自分の考えで予想し、期待と応援の気持ちで馬券を買って、レースを楽しめれば、良いと思います。そこを忘れないように競馬しましょう。
《競馬の面白さ》
何が面白いのか競馬を始めると1日に多い日で12レースも行う。これが関東では中山競馬場と東京競馬場とでほぼ交互に開催される。関西では京都と阪神である。その他、中央競馬では、札幌・函館・福島・新潟・中京・小倉と季節により開催場所が変わるのである。それらの開催場所では、その季節にちなんだレール名のレースが開催される。また、季節で変わるのだから、季節を楽しめる、特に重賞といわれるグレード指定競争では春、桜の頃には桜花賞があり、暑くなり始めると日本ダービー、寒くなるとジャパンカップ、一年の締めくくりには有馬記念と、年間を通じてスケジュールが固定されているので、秋の天皇賞などは「あぁ、もう秋か!」などと呟いてしまうものである
また、ご当地の歴史や地名にちなんだレース名や、重賞の中にも格がある。俗に言うG1(ジーワン)レースはその重賞レースの中の最高峰のレースで、他にG2(ジーツー)G3(ジースリー)がある。また、3歳牡馬だけがが走るレースをクラシックレースと呼ぶこともある。馬の年齢も3歳から最近では9歳くらいまでの馬が一緒になって走る。雄も雌も走る。競馬特有の言い方で、雄馬を牡馬(ボバ)、雌馬を牝馬(ヒンバ)と呼ぶ。また、馬にも種類があり白い白馬を芦毛(アシゲ)とよぶ。この程度はすぐに覚えるから気にしないで良い。ひとつの業界用語かもしれない。
そんなレースが週末3開催(中山・京都・中京など)あると、12レース×3開催で36レースもあるのだ当然、全部投票することはない。午前中のレースはテレビ放送されないので楽しみがない。ケーブルテレビなどの有料放送で楽しむ事はできるが、私はお勧めしない。民放のテレビ放送がある9から11レースで3開催で9レースの中から3から5レースに限定して投票するのがいいだろう。数打てば当たるものではない。数多くのレースを買うとなると、数多くの予想をしなければならないし、集中力が落ちて予想に実が入らないことも多い。慣れてくれば、予想も早く終わるし多数のレースを楽しんでも良いであろう。
さて、競馬の楽しみの中でもう一つ、知らず知らずのうちに色々な知識や、歴史、地理などが学べてしまう何故かと言うと、競馬のレースの名前には多くの情報が盛り込まれている。まずは、陰暦の月の名前。睦月・如月・弥生・卯月・皐月.......。英語もある。ジャニュアリー・フェブラリー・マーチ・エイプリル・メイ.......。誕生石では、ガーネット・アメジスト・アクアマリン・ダイヤモンド.......。その他、地名や山・川の名前、歴史上重要な古戦場や建物名など、聞き流してしまうかもしれないが、これを機会に調べてみるのもためになる。語学苦手でも簡単な英語だから覚えやすいし、知っていて損はない知識である。
中央競馬会、俗に言う『JRAホームページ』にもこれらのレースのタイトルの由来や説明があるので、ご覧あれ。
何故これらの知識が必要なのか。実は、馬券の予想には欠かすことのできない知識なのです。
レース名に的中馬券の『ヒント』が隠されていることもあるのです。馬券を購入する際これらの情報や、関連する情報を推理して、予想し、馬券を購入する。馬の成績や、距離の適性、体調などを見る前にまずはレース名を見ることをお勧めいたします。この様に考えれば競馬は娯楽です。勝った負けたは2の次です。まずは競馬を楽しむことです。勝って欲しい馬に投票すれば、きっと応援できる。強い馬に投票するのではなく、自分の好きな馬、自分の選んだ馬に100円投票してみましょう。ただ闇雲に馬券を買うのではなく、そこには貴方の思いを込めた投票券であって欲しいのです。
《競馬との出会い》
私が競馬を本格的に始めたのは、高校生の時ミスターシービーとの出会いからでした。
それまで競馬は、日曜日の昼にテレビで放送されているのを 見る程度であったが、興味がないわけではなかった。確か昭和58年秋の菊花賞で、このレースを勝てば至上3頭目の三冠馬になる重要なレース。これまで順当に皐月賞・ダービーを制したミスターシービーは、断然1番人気に押されレースに臨んだ。3コーナーからの早い仕掛けで後方からの見事な差し足で見事に1着でゴールし三冠を達成した。今でもその差し脚は記憶に残っている。競馬で感動したのがこのレースからであった。当然、馬券は的中配当は枠連で400円だった。的中したことよりも、ミスターシービーの力強い走りに感動を覚えている。
私は、中学時代に麻雀を始めてその面白さに夢中になった。どこか麻雀と競馬は共通するものがあったのかもしれない。自分で考え判断を下すということは、ギャンブルでは共通のスタイルだが、麻雀と競馬は「読み」が重要で、麻雀は相手の手の内を「読む」。競馬は的中馬券を「読む」、対相手がいることは共通です。競馬は相手といっても馬が走るわけだが、手綱をさばいているのは騎手であり、人である。人と人との「読み」比べ。これほど楽しいものはない。将棋・囲碁も同様であるが、ギャンブルというよりは真剣勝負の世界観があり、私の求めていた世界観とは異なっていた。競馬は人と馬が一体となった真剣勝負であるが、馬券購入者と競馬界との、推理をめぐらした知恵の勝負といえるところに興味が湧いてしまった。
その後私も社会人になり、ボーナス片手に競馬場に通ったものだった。所得倍増計画ならぬボーナス倍増計画だ。だが、1度も倍になったことはないそんな中、競馬界に1つの彗星が降ってきた。『武豊』だ。女性ファンが増えたのも武の影響だった。今までに汚い競馬場のイメージが改修工事のおかげで綺麗になったのもこの頃だ。しかし、強かった。乗る馬が魔法にかかったように走り出す。人気薄でも勝ってしまう。武騎手を買えば損しない印象だった。
競馬人口も一気に増え、この頃にJRAの電話投票に当選し、当時30万円もするパソコンで馬券を購入し始めた。競馬新聞は専門誌・スポーツ新聞の2セットを準備し、開催日の前日は徹夜して、競馬場へ向かう電車で居眠りを繰り返す、年に2から3回のイベントだった。
競馬場に入るには200円の入場料を支払い、1レースから最終レースまで投票していた。昼休みには縁起を担いで「カツカレー」。食べても当たらずの午後のレース。帰りはおけら街道を徒歩で、てくてく歩いたものだ。しかし、さすがにLIVEで競馬を見ると感動する。土の匂いや、風の音、馬場を走るドドドドーという足音は心に刻まれる。パドックで馬を見ながらオッズを見て、前日の予想と照らし合わせ馬券を購入。当時はマークシートではなく、おばちゃんが窓口で発券してくれていた。10レースを『トウ』レースときざな呼び方で、買っていたものだ。最近は機械で購入するので少し寂しさもあるし、味気ない。
そんな私が2013年に、10年ぶりに馬券を購入。4レース中3レース的中し、5千円の投資で2万円程度の利益が出た。これに味を占めたわけでなく、10年ぶりに競馬をしたのには訳がある。
10年来の友人から「競馬を教えてほしい」と頼まれたからで、私のこれまでの経験で何とか利益を出し、レース後すし屋で祝勝会。むしろ、味を占めたのは友人の方でした。
友人は私の馬券の買い方に魅力を感じ、懇切丁寧に説明してあげました。すると、その友人からインターネットで私の買い方をみんなに教えてあげたら、競馬初心者やこれから競馬を始めたい人には分かりやすくて良いのではと、アドバイスをもらったのでした。これが2013年ブログデビューのきっかけになりました。
《競馬はロマン》
社会生活において、経験が重要なのはいうまでも無く、他者の気持ちを考え行動することが出来れば立派な大人です。中でも、自分で考え行動を起こすことは人として当たり前のことですが、人が言ったことを信じて動くのは兵隊です。指揮官の指示通りに生きてもつまらないでしょ。自分で考え行動するから失敗しても頑張れるのです。皆さんはパチンコしますか。そこのかけひきはありません。あるとすればいつやめるかのやめ時です。積み重ねても学ぶものは少ないでしょう。麻雀ではどうでしょう。相手にわなを張り振り込ませる。一見卑怯者に見えますが、麻雀は友達を無くすこともあります。しかし麻雀は積み重ねの経験がその局面の重要な判断の材料になります。しかし麻雀から学べるものは人より先に上がればいいのです。それ以外学ぶものは少ないですね。競馬は違います。世間一般的に言われるギャンブルの中で最も知識が必要で、最も奥が深いのが競馬では無いでしょうか。
馬券を買ってレースを見ないのはただのギャンブルであり、宝くじと同じ心理です。自分の予想した馬券を手にレースを見るのは、ワールドカップやWBCを応援する時とは異なる声が自然と出てくる。なぜなら的中すれば配当金が得られるからです。お金が嫌いな人はいないだろうしね。
しかし、ギャンブルが嫌いな人は多いはず。それはなぜか。損をしたり、のめり込んで借金をしたりして家庭が崩壊することもあるだろう。時には犯罪に手を染めてしまうこともあるのではないだろうか。ではなぜ、そのような事になるのだろうか。ギャンブルを真剣勝負するからだと思う。ギャンブルは娯楽であり楽しむもので、真剣勝負したら勝つ人はほんの一握りの人間だけであろう。私は、これまで数多くのギャンブルを経験し競馬こそが、長く楽しめるギャンブルの1つであると確信しています。
強い馬や上手な騎手が必ず勝つわけではない。好きな馬や、好きな騎手を追い求める人も多く、馬が競り合って一生懸命に走っている姿は感動するに違いない。競馬はロマンを求める純粋な恋愛小説のようなものである。
では、どこにロマンがあるのか。それはこれからご説明します。
競馬の新聞は競馬開催日の前日に販売されます。開催当日に買っても良いのですが、開催前日の予習が大切です。予習というと学生時代を思い出しますが、レースは約30分間隔でスタートしています。さらに、開催場所が関東、関西に分かれると同じ10レースでも約10分の差でスタートしています。
そんな短時間に競馬を予想するのは困難なことです。競馬新聞の記者が予想した印「◎」本命、「○」対抗、「▲」穴馬、「△」注意、を見て馬券を買うのも楽しいかもしれませんが、自分のお金を人に任せ、はたして本当に楽しめるでしょうか。当たっても喜び半分。負けたらその予想をした記者のせいにするのではないですか。皆さんは人のせいにしていませんか。
ここで、自分が予想をして、自分が判断して、自分のお金を投資する。これだから楽しいのです。負けたときは反省できるのです。人の指示に従って上手くいかなかったときに、あなたは反省できますか。たぶんできないでしょう。人のせいにしておしまいです。
そんな光景は皆さん、これまでにも数多く経験してきていますよね。思い通りに生きたくても、なかなか上手くいかないものです。
競馬も人生も同じなのです。何か、ロマンを感じませんか。
《競馬の流れ》
競馬には多くのカテゴリがあります。まず競馬と一口に言っても平地を走るレースと障害物を乗り越えて走る障害レースに分かれます。一般的にレースと言うと平地を走るレースになります。レースには格というか条件と言うかいくつかの区分に分かれています。最初にレースをする2歳馬は『新馬戦』と言う括りのレースに出走します。今では『メイクデビュー〇〇』という名前にもなっており〇〇には競馬場名が入ります。
次に、この新馬戦に出走し1着になれなかった馬が『未勝利戦』と言うレースに出走します。各レースは5着までに入ると賞金がもらえます。この賞金が次へのステップになっていくのです。
デビューして何戦もレースをし、上位でレースを終え賞金を重ねていくと『500万下』と言うレースに出走します。500万以下と言うのは、獲得賞金が500万円を超えていない馬が集まりレースをするのです。強い馬は1・2戦で、この500万下のレースを卒業し『1000万下』と言うカテゴリに昇級します。これを卒業すると『1600万下』になります。ここまでが条件戦というレースの括りになり、獲得賞金により出るレース区分が異なります。
この条件戦が卒業になると、つまり賞金が1600万円を超えると『オープン』と言う括りのレースになります。ここには有名な重賞といわれるGⅠ・GⅡ・GⅢがあり、その下にオープン特別と呼ばれるレースがあります。こうして馬はステップアップしてレースに臨んでいるのです。その他レースには牝馬(雌)限定で行われるレースもあれば、牡馬牝馬(男女混合)のレースもあります。特に3歳馬限定で行われる牡馬のGⅠレースをクラッシックレースと呼び、中でもダービーと呼ばれるレース(5月末ごろ開催)は競馬界の最高峰のレースと言われ、勝利したジョッキー(騎手)は名誉あるダービージョッキーになるのです。
なんだか学校の級が上がっていくのに似ていますね。幼稚園から小学校1年生へ、やがて小学校を卒業し、高校、大学へと進学していくのと同じです。義務教育とは違い完全能力主義の競馬界なのが大変です。優秀な馬は、優秀な馬同士レースをし、最優秀な馬になっていくのです。わが子の成長を見守るのと、馬が成長するのと比較することもありました。そう考えると愛着がわいてくるものです。なかなか2歳の競走馬をレースで見る機会は少ないですが、強い馬はその頃から強いのです。しかし、若いころは強くはなかった馬が突然強くなったり、またその逆もあります。馬も生き物ですから、ストレスがあったり、やる気がおきなかったり色々あるんです。プレッシャーもあるのかもしれません。それを、補うのが調教です。
調教とは、馬にレースを教える為の練習です。主に調教師と呼ばれる人たちで行われ、厩舎の代表でもあります。ここでは馬主より大切な馬を預かり、練習させレースに臨ませています。この調教がレースでの結果を左右するといっても過言ではありません。テストの前に勉強をするのと同じです。しっかり勉強しないとテストでいい点取れないのと同じですが、馬の体調管理も大切です。全てベストの状態でレースに望めればいいのですが、ベストの状態でも馬本体の体力や能力もありますので一概には図れないのが競馬なんです。
競走が終わると、馬がお休みに入ることもあります。夏場の暑い時期は大きなレースも少なく、『放牧』と言われる休みを取ります。主に牧場でリフレッシュするのですが、学校でも会社でも休みは必要です。それと同じなんです。そしてまた、調教をはじめ臨戦態勢に入ります。この繰返しが1年単位で行われます。レース自体も毎年、同じ時期に同じレースの開催があり、1年の流れを感じられます。