競馬への興味2日目

《競馬の流れ》

 競馬には多くのカテゴリがあります。まず競馬と一口に言っても平地を走るレースと障害物を乗り越えて走る障害レースに分かれます。一般的にレースと言うと平地を走るレースになります。レースには格というか条件と言うかいくつかの区分に分かれています。最初にレースをする2歳馬は『新馬戦』と言う括りのレースに出走します。今では『メイクデビュー〇〇』という名前にもなっており〇〇には競馬場名が入ります。

 次に、この新馬戦に出走し1着になれなかった馬が『未勝利戦』と言うレースに出走します。各レースは5着までに入ると賞金がもらえます。この賞金が次へのステップになっていくのです。

デビューして何戦もレースをし、上位でレースを終え賞金を重ねていくと『500万下』と言うレースに出走します。500万以下と言うのは、獲得賞金が500万円を超えていない馬が集まりレースをするのです。強い馬は1・2戦で、この500万下のレースを卒業し『1000万下』と言うカテゴリに昇級します。これを卒業すると『1600万下』になります。ここまでが条件戦というレースの括りになり、獲得賞金により出るレース区分が異なります。

 この条件戦が卒業になると、つまり賞金が1600万円を超えると『オープン』と言う括りのレースになります。ここには有名な重賞といわれるGⅠ・GⅡ・GⅢがあり、その下にオープン特別と呼ばれるレースがあります。こうして馬はステップアップしてレースに臨んでいるのです。その他レースには牝馬(雌)限定で行われるレースもあれば、牡馬牝馬(男女混合)のレースもあります。特に3歳馬限定で行われる牡馬のGⅠレースをクラッシックレースと呼び、中でもダービーと呼ばれるレース(5月末ごろ開催)は競馬界の最高峰のレースと言われ、勝利したジョッキー(騎手)は名誉あるダービージョッキーになるのです。

 なんだか学校の級が上がっていくのに似ていますね。幼稚園から小学校1年生へ、やがて小学校を卒業し、高校、大学へと進学していくのと同じです。義務教育とは違い完全能力主義の競馬界なのが大変です。優秀な馬は、優秀な馬同士レースをし、最優秀な馬になっていくのです。わが子の成長を見守るのと、馬が成長するのと比較することもありました。そう考えると愛着がわいてくるものです。なかなか2歳の競走馬をレースで見る機会は少ないですが、強い馬はその頃から強いのです。しかし、若いころは強くはなかった馬が突然強くなったり、またその逆もあります。馬も生き物ですから、ストレスがあったり、やる気がおきなかったり色々あるんです。プレッシャーもあるのかもしれません。それを、補うのが調教です。

 調教とは、馬にレースを教える為の練習です。主に調教師と呼ばれる人たちで行われ、厩舎の代表でもあります。ここでは馬主より大切な馬を預かり、練習させレースに臨ませています。この調教がレースでの結果を左右するといっても過言ではありません。テストの前に勉強をするのと同じです。しっかり勉強しないとテストでいい点取れないのと同じですが、馬の体調管理も大切です。全てベストの状態でレースに望めればいいのですが、ベストの状態でも馬本体の体力や能力もありますので一概には図れないのが競馬なんです。

 競走が終わると、馬がお休みに入ることもあります。夏場の暑い時期は大きなレースも少なく、『放牧』と言われる休みを取ります。主に牧場でリフレッシュするのですが、学校でも会社でも休みは必要です。それと同じなんです。そしてまた、調教をはじめ臨戦態勢に入ります。この繰返しが1年単位で行われます。レース自体も毎年、同じ時期に同じレースの開催があり、1年の流れを感じられます。


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