競馬への興味8日目
《競馬新聞の見方》
競馬新聞を買ったらまず先にチェックすることをお勧めします。チェックポイントは次の3点です。
①牝馬牡馬の別(雄と雌の別、牝馬に赤丸するといいでしょう)
これは、同じ競争で男性と女性が走ったらどちらが強いですか。もちろん人間なら男が勝りますよね。馬も基本は同じです。たまに男勝りの女性もいますけど。なので、ハンデをつけてレースをすることになります。オートレースなどでは走る距離でハンデをつけますが、競馬では負担重量で差をつけます。負担重量(斤量)とは、騎手の体に重りをつけて馬が負担する重量に差をつけることです。当然、車や自転車と同じように軽いほうが早くなります。50kgの重さを担いで走るのと、57kgの重さを担いで走るのとでは、どちらが疲れるでしょう 。
その疲れ加減がゴール前の伸びに影響してくるのです。もちろん斤量泣きしない馬もいます。馬にも体力のある馬、ない馬がいるのです。過去の騎乗で負担重量を確認し、今回何㎏軽く又は重くなるのかチェックすることをお勧めします。
②厩舎の関東関西の別(厩舎は関東は美浦の北と南の別、関西は栗東のみ計3種別を区分する)
なぜ厩舎の区別が必要なのか。当然、関西の厩舎は関西のレースでは馬を輸送するコストは少ないですが、関東にまで遠征するとなると数日前から関東の厩舎に入厩して、体調を整えてからレースに出走します。なので、平場(特別レース以外のレース)にはあまり出走してきません。賞金も低いからでしょう。特別レースになると、勝てそうなメンバーか否かによってわざわざ遠征してレースに臨むのです。賞金稼ぎです。地元の厩舎はたまりませんよね。しかし輸送すると馬は精神的に辛くなることもあり、本来の力が発揮できないこともあります。競馬場を移動したそのレースの過去の成績を見ると良いでしょう。3走前に関東の厩舎が、東京から京都に輸送してレース結果が良くなかったり、輸送したときの馬体重の変化を確認するのです。
輸送が応えるとカイバ(馬のエサ)の食いが悪くなり体重を落としがちです。体調の変化が成績に反映されるのです、
③今回のレースが休み明け(3ヶ月以上のレース間隔にチェック)
本来1ヶ月から1ヶ月半でレースを行うことがいいローテーションですが、何かの理由により(ケガ・休養)長期的にレース間隔が伸びることがあります。理由はともかく実践から離れると「カン」が鈍るものです。いかにこれまで好走していた馬でも、長期的(6ヶ月以上)な休養明けはマイナスです。最近の新聞では休養の場合馬柱に記載され、休み明け初戦と2戦目のレース成績が掲載されております。例えば休み明け0.0.0.2とか2走目1.1.0.0といった記載です。これは休み明けの場合2回走って4着以降が2回と読みます。休み明け2走目は2回走って1着1回2着1回と読むのです。つまりこの馬は休み明けより、休み明け2戦目のほうが成績が良いと言う結果になります。
もちろん一番大切なのはレース成績ですが、プラス何番人気だったかをチェックすることをお勧めします。これは前走やそれ以前、クラスや条件が異なっても人気者だったか否かは大きな要素です。前走が人気がなく好走した馬は、敬遠したくなりますよね。まぐれは続かないの法則です。しかし逆に人気が有ったのに負けてしまった馬は応援したくなりますよ。そういった意味もあり成績だけではなく、必ず人気もチェックしておいたほうが良いでしょう。
こういった努力が、当たり馬券への近道になるのでこまめにチェックしていきましょう。
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