競馬への興味4日目

《競馬との出会い》

 私が競馬を本格的に始めたのは、高校生の時ミスターシービーとの出会いからでした。

それまで競馬は、日曜日の昼にテレビで放送されているのを 見る程度であったが、興味がないわけではなかった。確か昭和58年秋の菊花賞で、このレースを勝てば至上3頭目の三冠馬になる重要なレース。これまで順当に皐月賞・ダービーを制したミスターシービーは、断然1番人気に押されレースに臨んだ。3コーナーからの早い仕掛けで後方からの見事な差し足で見事に1着でゴールし三冠を達成した。今でもその差し脚は記憶に残っている。競馬で感動したのがこのレースからであった。当然、馬券は的中配当は枠連で400円だった。的中したことよりも、ミスターシービーの力強い走りに感動を覚えている。

 私は、中学時代に麻雀を始めてその面白さに夢中になった。どこか麻雀と競馬は共通するものがあったのかもしれない。自分で考え判断を下すということは、ギャンブルでは共通のスタイルだが、麻雀と競馬は「読み」が重要で、麻雀は相手の手の内を「読む」。競馬は的中馬券を「読む」、対相手がいることは共通です。競馬は相手といっても馬が走るわけだが、手綱をさばいているのは騎手であり、人である。人と人との「読み」比べ。これほど楽しいものはない。将棋・囲碁も同様であるが、ギャンブルというよりは真剣勝負の世界観があり、私の求めていた世界観とは異なっていた。競馬は人と馬が一体となった真剣勝負であるが、馬券購入者と競馬界との、推理をめぐらした知恵の勝負といえるところに興味が湧いてしまった。

 その後私も社会人になり、ボーナス片手に競馬場に通ったものだった。所得倍増計画ならぬボーナス倍増計画だ。だが、1度も倍になったことはないそんな中、競馬界に1つの彗星が降ってきた。『武豊』だ。女性ファンが増えたのも武の影響だった。今までに汚い競馬場のイメージが改修工事のおかげで綺麗になったのもこの頃だ。しかし、強かった。乗る馬が魔法にかかったように走り出す。人気薄でも勝ってしまう。武騎手を買えば損しない印象だった。

 競馬人口も一気に増え、この頃にJRAの電話投票に当選し、当時30万円もするパソコンで馬券を購入し始めた。競馬新聞は専門誌・スポーツ新聞の2セットを準備し、開催日の前日は徹夜して、競馬場へ向かう電車で居眠りを繰り返す、年に2から3回のイベントだった。

 競馬場に入るには200円の入場料を支払い、1レースから最終レースまで投票していた。昼休みには縁起を担いで「カツカレー」。食べても当たらずの午後のレース。帰りはおけら街道を徒歩で、てくてく歩いたものだ。しかし、さすがにLIVEで競馬を見ると感動する。土の匂いや、風の音、馬場を走るドドドドーという足音は心に刻まれる。パドックで馬を見ながらオッズを見て、前日の予想と照らし合わせ馬券を購入。当時はマークシートではなく、おばちゃんが窓口で発券してくれていた。10レースを『トウ』レースときざな呼び方で、買っていたものだ。最近は機械で購入するので少し寂しさもあるし、味気ない。

 そんな私が2013年に、10年ぶりに馬券を購入。4レース中3レース的中し、5千円の投資で2万円程度の利益が出た。これに味を占めたわけでなく、10年ぶりに競馬をしたのには訳がある。

 10年来の友人から「競馬を教えてほしい」と頼まれたからで、私のこれまでの経験で何とか利益を出し、レース後すし屋で祝勝会。むしろ、味を占めたのは友人の方でした。

友人は私の馬券の買い方に魅力を感じ、懇切丁寧に説明してあげました。すると、その友人からインターネットで私の買い方をみんなに教えてあげたら、競馬初心者やこれから競馬を始めたい人には分かりやすくて良いのではと、アドバイスをもらったのでした。これが2013年ブログデビューのきっかけになりました。

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みなさ~ん 楽しんでますか~! 好きなこと出来てますか~! 楽しみが増えることで毎日が明るく元気になりますよ!いまさら・・・とか、私には・・・なんて思わないで、一歩踏み出してみましょう。 ここでは私の好きなこと、趣味と言えるものから軽~い気持ちで、これからやってみたいことのまとめのページです。みなさんの趣味の1つになれば幸いです。 ともに、勉強していきましょう。